EBH 〜根拠に基づいた競馬〜

データを用いて根拠に基づいた馬券術習得を目指すブログです。

クッション値

JRAでは今週末の競馬から馬場情報の1つとして芝のクッション値の公表が始まります。

 

クッション値とは馬場のクッション性を数値で表したものです。

数値が高いと馬場の反発力が高いと言える代物だそうです。

身近な例として体育マットは5、畳で7、陸上競技場のゴムチップ舗装で22です。

競馬でいうとウッドチップコースで4、ニューポリトラックで7

実験的にJRAが過去1年間で測定してところ6〜12の範囲で収まったようです。

エアレーションやシャタリングを用いて8〜10を目指していくとの情報もあります。

 

データの蓄積、検討も必要なのですぐには役に立たないかもしれませんがトラックバイアスも重視する方にとっては無視出来ない値ですね。

 

 すぐにでも活用したい人は今週号の競馬ブックに特集が組まれていたので一読をお勧めします。ジャパンカップのアーモンドアイ がレコードを出したときとその翌年のスワーブリチャードが勝ったときの数値が出ていました。レースを見ていた方は覚えている方もいるかと思いますがアーモンドアイ のときは良馬場、スワーブリチャードのときは重馬場で全く異なる馬場状態でした。まずはこのときのクッション値を知ってクッション値の数値の差異について理解を深めていってもいいですね。