EBH 〜根拠に基づいた競馬〜

データを用いて根拠に基づいた馬券術習得を目指すブログです。

第26回秋華賞回顧

こんにちはnoritakex です。

 

昨日の第26回秋華賞の振り返りになります。

 

今回の注目はなんといっても実績とルックスで国民的アイドルホースとなったソダシ

単勝1.9倍の1番人気で本命印を付ける人も多かったです。

クロフネ産駒ということで距離の壁を指摘されることが多く、実際に2400mのオークスでは惨敗しましたが前走の札幌記念古馬G1 馬を蹴散らしたことで、2000mまでならこなせるのではという意見が大方の意見でした。

 

レースが始まりソダシはいつも通り先行しましたが、第3コーナーあたりから早くも騎手の手が動き始め手応えが怪しくなってきました。

私が異変を感じたのはこのあたりからでしたが、吉田隼人騎手のインタビューではレース前から異変を感じていたようですね。

 

逃げるエイシンヒテンを捉えられないまま直線を迎え徐々に失速していくソダシを尻目に脚を伸ばしてきたのがアカイトリノムスメ、ファインルージュ、アンドヴァラナウトの3頭

 

後続と差をつけこの3頭による追い比べの結果、最後の一冠を手にしたのは3冠馬同士の超良血馬のアカイトリノムスメ、牝馬3冠の最終レースで見事悲願の母娘制覇を果たしました。

 

以下は今回のレースのポイントを私なりにまとめてみました。

 

◎ソダシの敗因

予想の段階で札幌2000と阪神2000の違いを考慮し距離をこなせない可能性を考えて軸から外していましたが、今回はレース前から嫌がる素振りがあったのでメンタル面の影響か大きかった印象です。あとは歯が折れていたという話もあるのでそぼ影響もありそうです。ペースは逃げたエイシンヒテンが4着に残っているので極端に逃げ、先行勢に不利な展開ではなかったと思います。あとは風も強かったので馬場の割にはタフなレースになったでしょうか。

 

今回の敗戦には色々な要因が組み合わさっているようのなので次走以降も軸にするかどうかは慎重に検討したいところです。

 

noritakex の秋華賞予想

 

noritakex.hatenablog.com

 

 

◎アカイトリノムスメとファインルージュの差

悲願のG1 制覇を果たしたアカイトリノムスメと惜しくも2着になり自身及びキズナ産駒初のG1 制覇を逃してしまったファインルージュ

この二頭の実力差はほとんどないと考えています。

今回の着差を分けた差はポジションだと思っています。

アカイトリノムスメはタイム2:01.2上がり3ハロン35.9で道中は6-6-6-5

ファインルージュはタイム2:01.3上がり3ハロン35.5(最速)で道中は12-11-11-10

 

ファインルージュはの方が外枠でいいポジションを取りにくかったと思うのでこの馬も今後十分にG1 を取るチャンスがあると思っています。

実際にルメール騎手もいずれG1 を勝てる馬だと思うと発言しており今後に注目です。